5000系(種車:東急5000系[Ⅰ])
東急電鉄から譲受した100系電車(種車:東急3000系[Ⅰ])の老朽化が進行しているため、1980年代より東急電鉄内での淘汰に伴い譲受しました。"青ガエル"の愛称を持つことで有名で、2019年12月に1000系が追加導入されるまでは中島鉄道線内では最大勢力となっていました。2両から6両までの編成を組み合わせることによって旅客需要に柔軟に対応できるようになっています。2010年より度々置き換えが噂されましたが、最近の運用増等により導入から現在まで1両の廃車もなく全車両が運用に就いています。
■在籍:6両5編成、5両3編成、4両2編成、3両12編成、2両5編成(99両)
800系(種車:営団3000系)
6000系の譲受見込みが少なくなったことと、5000系の置き換え・捻出のための代替車両の必要があることから、1990年に営団内での淘汰に伴い5編成、また2010年に7000系のきい鉄道線への捻出と雑多形式群(300系・313系・3000系・3100系・3400系・6000系・7000系)の置き換えのため26編成を追加導入し、更に2020年には2編成を譲受しました。"マッコウクジラ"との愛称があり、全電動車方式となっているため加速度が高いのが特徴で、普通列車として運用されています。
■在籍:4両29編成(116両)+4両3編成(12両・きい鉄道からのリース車)
1000系(種車:京王5000形[Ⅰ])
中島線の急行運転の速達化と5000系の置き換えのため、1989年頃京王から、また2010年から2018年にかけて京王の譲渡先の各地から譲受しました。起動加速度2.5km/h/sに最高速度105km/hと当時としては高速であるため、その俊足を生かし急行運転をメインに活躍しています。2019年からは、3000系・3100系・3400系に代わり快速としても運転されています。現在では、編成組み換えを経て2両から7両まで、普通を含む幅広い種別と区間で運用されています。
■在籍:2両5編成、3両7編成、4両5編成、6両9編成(105両)
・300系(種車:西鉄300形・313形)
2005年から宮地岳線の区間短縮に伴い、800系導入までのつなぎ役として、同時期に廃車された元西鉄300形と共に譲受しましたが、後に増発用へと用途を変更し廃車を免れています。当時から西鉄時代の設備のまま、ATS等を設置した以外はほとんど改造せずに運用しています。少数で普通限定の運用ながらも、区間を問わず運用されています。
■在籍:2両6編成、3両2編成、2+1両2編成(24両)
※「非」表記:非貫通型車両(写真中央) 「貫」表記:貫通型車両(写真右)
・100系(種車:東急3000系[Ⅰ])
1925年の開業時に投入した車両で、東急車両で製造されました。当時は資金力が乏しかったため、車両の大量生産を行い1両当たりのコストを削減しました。
2両から運用できることもあり末端区間から主要区間まで幅広い区間で活躍し、最盛期の1950年には3両20編成、2両2編成が活躍していました。老朽化により、1982年までに鶴岡公園所属の2両以外は全車廃車・大半が倉庫入りか解体となりましたが、鶴岡公園敷地内に1両が静態保存、鶴岡車両区に2両が事業用車に転用されました。2020年に開業95周年を迎えたことをきっかけに、保存車及び事業用車の車両を集め、車体修繕を行い3両1編成・2両1編成として営業用車両に復籍しましたが、事業用車として活躍していた6000系の部品取り化に伴い2021年に2両編成を再び事業用車化しました。
■在籍:3両1編成(3両)
3300系(種車:南海20000系)
1985年に特急列車の増発に伴い、南海電鉄から廃車となった1編成を譲受しました。デラックスズームカーと呼ばれ、室内設備が他車両と比べグレードが高いこともあり、通常の列車の他団体専用列車としても使用されます。非貫通型であり、かつ4両編成のみの在籍であるため、基本的に日中の中島線内で運用されています。
■在籍:4両1編成(4両)
2000系(種車:近鉄10100系)
1980年、特急列車の新設に伴い近鉄から譲り受けた車両です。樽野谷電鉄では既にC編成(Wiki参照)が特急「奥志賀」用として運用されていることから、樽野谷電鉄線内も乗り入れ可能としています。中間車両はダブルデッカーであるため、3両単独時も約3.5両分の定員を確保できます。節川方面が非貫通型、樽野谷方面が貫通型の先頭車両であるA編成が5編成、樽野谷方面が非貫通型、節川方面が貫通型の先頭車両であるB編成が5編成、両方向貫通型先頭車両であるC編成が3編成在籍し、最大で2編成連結し6両で運用されます。C編成は他鉄道会社への譲渡と譲受を繰り返しながら、1両の廃車もなく全編成が活躍しています。
■在籍:3両13編成(39両)
◆その他◆
EB222形機関車
1953年より在籍する2軸ミニ電気機関車です。保線車やトム貨車等の牽引に使用されます。外観は青一色となっています。
■在籍:1両
トム貨車
石炭、藁、木材などあらゆるものを輸送するのに使用される貨車です。
■在籍:2両
トムフ貨車
前述のトム貨車の中央に車掌室が設けられた車両です。
■在籍:1両
レ貨車
冷凍室を備える2軸貨車です。
■在籍:2両
ワム貨車
屋根付きの貨車で、家畜等を輸送するのに使われます。
■在籍:1両
ワフ貨車
ワム貨車の車端部に車掌室が付けられた貨車です。
■在籍:1両
チ貨車
フラットな貨車で、丸太等を輸送するのに使われる貨車です。
■在籍:1両
C59蒸気機関車 19号機
元「九州観光」で活躍していた炭水車付の機関車です。塗装は黒ではなく灰色に近い外観をしています。
DD13形ディーゼル機関車 117号機
構内入替用のディーゼル機関車です。
EF13形電気機関車 6号機
本線用の機関車で、主に貨物輸送や団体列車けん引等を担当しています。
DE10形ディーゼル機関車 1202号機
構内入替の他、本線の貨物・客車けん引等にも使用できる機関車です。
460号客車
供奉車(お召列車の一部)として1932年に製造されました。ディーゼルエンジンを搭載し編成全体への電気供給が可能になったほか、荷物車両としての役割も持つ万能客車として活躍しています。団体列車やSLたるの号の臨時列車としても使用されています。
スハ44 25客車
スハ44 20客車
団体列車やSLたるの号の臨時列車として使用されています。車内はボックスシートが基本となっています。
スロ61 2126客車
スロ60 29客車(青)
団体列車やSLたるの号の臨時列車として使用されています。形式上はグリーン車の扱いでしたが、中島鉄道への譲渡の際、設備等はそのままに一般車へ変更しました。編成中に2両連結されており、「乗り得車両」として人気を集めています。車内は4列リクライニングシートとなっています。
オハニ35 6客車
団体列車やSLたるの号の臨時列車として使用されています。車内の2/3をボックスシートが占め、残りの1/3は荷物室としています。
営業用車:合計103編成381両(内特急用:12編成37両)
非営業用車:合計24両
事業用車:合計1編成2両
※中島鉄道線及び直通する路線は、いずれも架空の会社です。
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